スズキ・メソードの考え方で厳選され研究されたカリキュラムによる独自のテキストを使います。1巻から11巻まであります。
レッスンの始めは「ほたる」「メリーさんの羊」など、耳にやさしいよく知られた曲、そして、グルックの「精霊の踊り」やビゼーの「組曲アルルの女からメヌエット」などフルートの名曲、さらにバッハのフルートソナタやモーツァルトのフルート協奏曲、尾高尚忠のフルート協奏曲を学びます。
赤ちゃんが、周りの人の話す言葉を毎日聞いているうちに覚えて話すことができるように、音楽も、美しい音美しい音楽を毎日聴いて耳から吸収したことはイメージとなり、自然に音楽的な表現ができるようになります。早い年齢ほどその吸収力は大きいことが証明されています。写真下が、幼児のためのU字管フルートです。 私はスズキ・メソードでおけいこする小さな子どものために、フルートメーカーにお願いして、幼児のためのU字管フルートを開発しました。幼稚園保育園生からレッスンを始めています。
スズキ・メソードの教材で繰り返しおけいこをするうちに、演奏するだけでなく、音そのものに耳を傾けるようになります。「美しい音、りっぱな音」へとおけいこをしていく過程で、向上心、集中力、忍耐力など人として大事な力を身につけていきます。このことを大切に育てています。
スズキ・メソードでは、お子さんが中学生になるまでは「親子で一緒に学ぶ」ことを基本にしています。フルートの経験の有無は関係ありません。一緒に教室に通い、レッスンでおこなったことを家庭で同じように繰り返していただくことで、お子さんの能力が定着し、能力が能力を生み、さらに育っていきます。慌ただしい毎日の中、お子さんと同じ目標、同じ時間を共有することは、親子のかけがえのない絆を育みます。
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親しみのあるよく知られた曲から入るスズキ・メソードは、大人の方にとっても学びやすく、すべてCDの添付された教材でのおけいこは楽しいものです。忙しい日々の中で、ほっとした気分転換の時間になるそうで、社会人の生徒さんが何人もいらっしゃいます。