50周年記念誌を電子版で公開しています!


 
  スズキ・メソードのフルート科委員会制作の50周年記念誌は、2021年12月中旬に発行されました。上のページは、大変話題になりましたフルート科創設者の髙橋利夫先生と、現在、フルート科特別講師の宮前丈明先生による対談ページの冒頭部分です。関係各方面から、ご感想がたくさん寄せられ、マンスリースズキ1月号では、反響をご紹介しました。今一度、一部を紹介しましょう。
 

 

・とても内容のある、「深い文章」ばかりです。貴重な記念誌となりました。
・モイーズ来日の時にはフルートカルテットでレッスンを受ける機会をいただきましたので思い出いっぱいです。
・一気に読んでしまいました。懐かしいお話や言葉、写真。初めて見た写真や知らなかったこと。改めて考えさせられた大切なこと。私はフルート科の皆さんの演奏の1ファンですが、なぜ皆の演奏が好きなのか、記念誌を読んでわかった気がしました。
・大変貴重な資料で、フルート科の歴史を通してスズキのエッセンスを伝えていただいているように感じ、エネルギーをいただいています。

 
などなど。ありがとうございます。
 
 2022年2月1日からは、フルート科公式サイトとマンスリースズキ2月号で、このA4サイズ24ページのすべてをダウンロードしていただくことで、ご覧いただけるようになりました。この機会に、スズキ・メソードのフルート科誕生の奇跡のような物語、そして、その後の歩みを通して、スズキ・フルートの醍醐味を満喫してください。
 
→ダウンロードはこちら
 


フルート科50周年記念誌の英語版を公開しています。

 

 

 2021年12月中旬に発行したスズキ・メソードのフルート科委員会制作の50周年記念誌が、このたび英訳され、6月3日よりフルート科の公式Webサイトでの公開が始まりました。

 英語版では、日本語版で掲載できなかった海外のフルート科指導者からのメッセージをすべて完全収録。全世界の皆様に向けて、スズキ・フルートの真髄を余すところなく伝えられることになります。

 

1983年頃のルース・三浦先生と髙橋先生

 英訳は、バルセロナに住み、ヨーロッパ・スズキ協会とアメリカ・スズキ協会のティーチャートレーナーとして活躍されるルース・三浦先生が担当されています。ルース先生は、ピアノ科の研究生として松本で学び、フルート科を創設された髙橋利夫先生とも交流が深く、鈴木鎮一先生のヨーロッパ訪問では通訳を務めました。2013年の第16回世界大会では、パネルディスカッションの司会を担当。2021年には、ISA(国際スズキ協会)のサイトに、グランドコンサート用に作成された鈴木鎮一先生の年代記の英訳版を編集。この2月にはウクライナ・スズキ協会を支援する寄付サイトも英国・ウェールズ在住のピアノ科指導者、Anna Sibley先生と迅速に開設。日本をはじめ、世界中のスズキに関わる人たちからの寄付金を、ウクライナ・スズキ協会に届けています。現在は、2年間にわたり、「鈴木鎮一マンガ物語」の英訳編集作業を進めておられ、スズキの真髄を全世界に伝える活動をライフワークにされています。

 この機会に、スズキ・メソードのフルート科誕生の奇跡のような物語、そして、その後の歩みを英語版と日本語版の両方でお楽しみください。そして、あらためてスズキ・フルートの世界を味わってください。
 
→こちらから英語版をご覧いただけます。